個人でのゲーム制作日記 その1(準備編)

ゲーム制作に必要なもの…ゲーム制作エンジン

個人でゲームを制作するにあたりまして、全くの素人の立場から手探りで段取りをつけていく今の過程を記録しておくのも何かの役に立つかもしれないと思いまして、気づいたことや準備をしたことなどをブログとしてまとめようと思います。

まず、ゲーム制作に必要なものとして【ゲーム制作エンジン】があります。

今どきは便利なもので無料でも相当高性能なエンジンが手に入りますが、私が制作したいのは会話形式で進むAVG(アドベンチャーゲーム)ですので、候補としてはそれに特化したものになります。

2023年1月の時点の情報になりますが、以下のようなものがお手頃のようです。

  • ティラノビルダー(ティラノスクリプト)
  • Light.vn
  • Suika2

10年くらい前には「吉里吉里」や「Live Maker」といったものが主流だったようですが開発やサポートが終了していたり、UIが古くなってしまったことなどでこれから作るという人にはおすすめできない感じになっています。

ユーザー数で言えば間違いなく多いのはティラノビルダーで、こちらは公式サイトないしはSteamで有料版が販売されており、さらに公式ガイドブックが出ていたりDLCとして素材集が追加販売されたりとなかなか便利です。

なお無料版のティラノビルダーもありますが、そちらはキャラクター登録人数が制限されていたり一部機能が制限されているので継続的に使用するなら有料版がおすすめです。

ティラノスクリプトというのはドラッグアンドドロップで手軽に使えるティラノビルダーをコマンド形式で動かすいわばプロ仕様のもので、ティラノビルダーではなかなか動かしにくい細かい演出をしたい場合にはそちらが用いられているようです。

ユーザー数も多いのでネットで検索をすればティラノスクリプトの便利な使い方はたくさんヒットするものの、案外ティラノビルダーとは細かな部分に違いがありしっかり仕様を区別できないとかえって混乱するところもあります。プログラミングの勉強を既にある程度している人なら問題なく使えるのではないかと思います。

ただ若干配布されているものは古臭い部分もあり、ティラノビルダーほどのサポート体制はないので初心者はうかつに手を出さずに大人しくティラノビルダーで作った方が途中で挫折しなくてもよいのでは?と思ったりしました。

今自分で勉強しているのが「Light.vn」というエンジンで、こちらは日本語でコマンドが作れるということとリアルタイムで動作を確認できるというところが魅力になっています。

ただ無料版であるということとプログラムで作るエンジンということもあって初心者には難しいと感じる部分も多く、最初はどこをどういじればどういうふうに反映されるのかということを調べるだけで相当時間がかかります。

「Suika2」に関しても「Light.vn」同様に簡単なコマンドで手軽にゲームになる無料のエンジンということですが、ユーザー数が少ないということもあり初心者には手を出しづらい状況があります。

今後そちらでも制作をしたいと考えていますが、今はコマンドに慣れるのに精一杯なので少しずつ経験値を積んでいきたいと思います。

素材の集め方と手順

制作エンジンをだいたい決めたら次は素材集めになります。

色々な方法があると思いますが、私は一人で作業をするのでまずは必要な素材を集めてそこからプログラミングに落とし込んでいくというのが一番後戻りなくできるので、先に必要なものをリストアップしていくことにしました。

手順としては、

  • シナリオを作成する
  • シナリオと同時並行で必要な素材(絵、背景、音楽など)をピックアップする
  • 素材を制作する

という感じです。

シナリオは普通のテキストエディタを使い、別のタブでシナリオを描きながら必要になる背景や人物の表情を記録していきます。

シナリオが書き終わったと同時に素材のリストが完成するのでそこから必要なものを集めていくことになります。

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